同じプロジェクトで仕事していた外注さんが亡くなった
あまりに突然の事で僕は何も言えなくなった

胃癌の転移で亡くなった事に遺族が初めて気付いたそう

どんなに無理なお願いでも「大丈夫」
夜が遅くてキツイ日々にも「大丈夫」
その一言に安心しきって変化を見逃していた

痛くなかった筈が無い
辛くなかった筈が無い
「大丈夫」だった筈が無い

でも彼はいつも笑顔を絶やさなかった

僕はきっとこの日が来る度に自分を責めるだろう
そしてその度に彼の事を誰かに話すだろう

死んだら自分の事なんか誰も話してくれないから
僕はそうしてあげることしか報いる事が出来ない

ただ1つ彼に言いたかった事は全てが終わったら墓前で言おうと思う

「色々ありがとうございました またあなたにお会いしたいです」

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