封筒の中身と『報われる』基準
2004年8月2日 SE’s Work後半のプロジェクトがまさに始まろうとしていた矢先、前のプロジェクトのプロジェクトマネージャであり、ディズニー好きの子煩悩のKさんの下に一通の郵便が届きました。
送り主はプロジェクトのオーナーでもあるお偉いさん。封筒には一言、「チームの皆さん、本当に感謝」と書いてありました。
「うまいものだといいなー」
「食べ物を普通便(社内便を経由していた)で送りますかね?」
そんな話をしつつ、Kさんが包みを開けると・・・。
「感謝状?」
そこには小さな額が4つ、そしてその額の中には『感謝状』が。今回のプロジェクトが、自部門のビジネス、ひいてはお客様のお客様にとって大きなベネフィット(利益・利便)をもたらしたと書いてありました。
関連会社を相手にしているうちの部門では、感謝されるという習慣があまりありません。これはどのお客様にも当てはまることですが、結局「お金を払って仕事しているのだから成果がでるのは当たり前」と考えるのが普通なので、感謝等あまりある光栄なのです。
ただ、万人がそう考えるとは限りません。「こんな紙切れ1枚で休日も睡眠も犠牲にした日々が報われるか」と思う人も居るはずです。もしそう思うのなら、僕はシステムエンジニア・コンサルタント問わず、サービス業で働く事をお勧めしません。
システムエンジニア・コンサルタントは常に二つの利益を考えなくてはなりません。「お客様の利益」と「自社の利益」です。お客様から頂いたお金で仕事をするのは「自社の利益」の為であり、やって当たり前の事です。しかし、ある種のROI(投下資本回収率)を考えた時、その当たり前に「お客様の利益」が入ってくるのです。
その精神はボランティアに近いものがありますが、これを考え、当たり前の事としてその実現に注力する人間こそが、本当の意味で『報われる』のだと僕は思っています。
ちょっと纏まりがないですがこの気持ちがうまく伝わっていると嬉しいです。
送り主はプロジェクトのオーナーでもあるお偉いさん。封筒には一言、「チームの皆さん、本当に感謝」と書いてありました。
「うまいものだといいなー」
「食べ物を普通便(社内便を経由していた)で送りますかね?」
そんな話をしつつ、Kさんが包みを開けると・・・。
「感謝状?」
そこには小さな額が4つ、そしてその額の中には『感謝状』が。今回のプロジェクトが、自部門のビジネス、ひいてはお客様のお客様にとって大きなベネフィット(利益・利便)をもたらしたと書いてありました。
関連会社を相手にしているうちの部門では、感謝されるという習慣があまりありません。これはどのお客様にも当てはまることですが、結局「お金を払って仕事しているのだから成果がでるのは当たり前」と考えるのが普通なので、感謝等あまりある光栄なのです。
ただ、万人がそう考えるとは限りません。「こんな紙切れ1枚で休日も睡眠も犠牲にした日々が報われるか」と思う人も居るはずです。もしそう思うのなら、僕はシステムエンジニア・コンサルタント問わず、サービス業で働く事をお勧めしません。
システムエンジニア・コンサルタントは常に二つの利益を考えなくてはなりません。「お客様の利益」と「自社の利益」です。お客様から頂いたお金で仕事をするのは「自社の利益」の為であり、やって当たり前の事です。しかし、ある種のROI(投下資本回収率)を考えた時、その当たり前に「お客様の利益」が入ってくるのです。
その精神はボランティアに近いものがありますが、これを考え、当たり前の事としてその実現に注力する人間こそが、本当の意味で『報われる』のだと僕は思っています。
ちょっと纏まりがないですがこの気持ちがうまく伝わっていると嬉しいです。
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