今日は朝からかなり香ばしい展開でした。

他人事でフンフン聞いていたプロジェクト本体の仕様漏れの話、とうとう僕の所に作業依頼のメールが飛んできました。しかも大量に。
仕様書を確認してみると、上海の開発担当者に英語の説明メール書くより、手近の自分に話した方が明らかに早そうな仕様でした。
僕の担当する別要件の内部設計が、意外に進捗が早い事を見越しての止むを得ずの救難信号。朝からスマンという顔しかしないマネージャを宥めつつ、ソッコウ作業に取り掛かります。

大急ぎで各仕様書をガッシャンガッシャン、プリントアウト。
仕様書を画面で見るのは目がツライので紙出しです。
ホスト(メインフレーム)で稼動するプログラムにデータを渡す部分を除いて完了すれば良いとの事。見積もりでは数十箇所程度の既存Javaクラスの簡単なコード変更と考えていたのですが、データを渡すホストのMQ(※1)レイアウトの確認等に、予想以上に時間が掛かってしまいました。

確認が出来てからは、怒涛のコーディングと単体テストです。
来るなら来てみろ、条件網羅(※2)。
…とはいうものの、量的な問題は避けられず深夜作業へ。
深夜のメリットは、妙なテンションでお仕事が何故か捗る事にあります。人によっては歌い出す、小人が見える等のなかなかファンキーな効能(?)があります。
まして今日は金曜日(っていうか土曜日になってますが)、明日は(僕は)寝てられるという事から、テンションは否が応にも上がります。

しかし、深夜作業のデメリットもあります。
それは「集中力の低下」。

早朝。今日消化分の開発も終わり、テストも気合でクリア。
テスト方法・結果の文書とコードの改修ログを提出し、後はサーバにコードをアップするだけ。
ファイルアップをクリックして、背伸びを1つしてコーヒーを買いに自販機へ。
終わった〜という安堵感が漂います。
暖かいコーヒーを飲みつつ、席に戻ると…。

「あれ?」

確認しようとファイルを数個開くと、そこには変更部分が消えたコードが…。
もうパニックです。
というか言葉にもならない。
自分ではサーバにファイルをアップロードした筈が、自分の開発機にサーバの(変更前)ファイルをダウンロードしてしまったのです。

一瞬、頭が真っ白になりました。

結局、開発環境がコードのログを取っている事を思い出し、手違い以前のコードを復元し事無きを得ました。しかし、一部の圧縮したファイル等は元に戻らず、再度面倒な圧縮等の作業をするハメになりました。

【今日の勉強】
深夜の作業では、ポイントになる作業は一服等して集中力を取り戻し、細心の注意を払うべし。っていうか深夜作業は極力避けよう。

(※1)異なるシステム間でのデータのやり取りを、安定して実行、尚且つ管理までしてくれるステキなもの。
(※2)ある処理が行う可能性がある全ての条件で動作をテストすること。条件が異常に多い場合はその洗い出しが大変。

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