Delicious Life
2004年1月10日久しぶりに彼女とゆっくり食事をする事になった
態々そんな所まで行かなくてもファミレスで十分
という彼女を連れて行くのは骨が折れた
自宅から車で40分程度
工業地域の海沿いの道の外れの住宅街にその店はあった
古き良きFrench "Cuisine"の佇まいの小さな店は
周囲とはその雰囲気を異として憚らなかった
店に入って落ち着きを失っていた彼女も
牛フィレとフォアグラのグリルが来た頃には
ようやく店の雰囲気に慣れてきたようだった
何時もさ 会社の同期と美味しいもの食べてるから
偶には一緒に行きたいなと思ってさ
「一緒に来れて嬉しいよ
でもやっぱり初めてのお店ってドキドキしない?
なんか外れるとイヤ っていうかさ」
確かにそれはあるよね
でも結構美味しいし雰囲気も悪くない
2人だけの秘密にしておこうか
彼女は僕の言葉を聞くと嬉しそうに笑った
この笑顔には弱いんだよな なんて思ってみたり
食後のコーヒーを飲みながら
冬の優しい日差しが射す窓から
家の隙間から微かに広がる空を只眺めていた
態々そんな所まで行かなくてもファミレスで十分
という彼女を連れて行くのは骨が折れた
自宅から車で40分程度
工業地域の海沿いの道の外れの住宅街にその店はあった
古き良きFrench "Cuisine"の佇まいの小さな店は
周囲とはその雰囲気を異として憚らなかった
店に入って落ち着きを失っていた彼女も
牛フィレとフォアグラのグリルが来た頃には
ようやく店の雰囲気に慣れてきたようだった
何時もさ 会社の同期と美味しいもの食べてるから
偶には一緒に行きたいなと思ってさ
「一緒に来れて嬉しいよ
でもやっぱり初めてのお店ってドキドキしない?
なんか外れるとイヤ っていうかさ」
確かにそれはあるよね
でも結構美味しいし雰囲気も悪くない
2人だけの秘密にしておこうか
彼女は僕の言葉を聞くと嬉しそうに笑った
この笑顔には弱いんだよな なんて思ってみたり
食後のコーヒーを飲みながら
冬の優しい日差しが射す窓から
家の隙間から微かに広がる空を只眺めていた
コメント