Feel like Patrick Kluivert

2003年11月24日
天王洲は海と陸から吹く11月の寒風で冷え込んでいた
コンテナと枯れ草に囲まれたフットサルコート
東京の臨海部にありながら隔絶された感覚がある
誰もが見惚れる景色とはまた違う景色がそこにはあった

ちなみに今日は2得点
終了後、太腿・脹脛共に凄まじい筋肉痛を覚えた

終了後、品川埠頭に掛かる橋の上から天王洲アイルを望む
何故かスピッツのチェリーが頭に浮かぶ
この曲はあまり聴かない邦楽の中で
高校時代から本当に頭を離れない

「きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待っている」

高校の時、この歌を聴きながら
僕はこんな未来を想像したのだろうか?
この景色の前に立つ僕を想像しただろうか

とても騒がしい今

いい意味でも悪い意味でも「騒がしい」

でもそれが僕の選んだ未来なのだと思う
その曲を口ずさみ続ける

「『愛している』の響きだけで
強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びを
つぶれるほど抱きしめて」

橋の上から見えるクルージングの船には
これから花婿と花嫁が乗り込むところだった
二人の為に海風の刺すような凍えの中
季節外れの花火が夜空に上がった

「もしもし...これから帰るよ」


※Patrick Kluivert
オランダ代表のFW、現在リーガエスパニョーラのバルセロナに在籍


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